オーディブルに合うイヤホン/ヘッドホンは？目的別の選び方

こんな疑問を解消します。

下記は、オーディブルのイヤホンの選び方を表した図です。

1番合うイヤホンの選び方を目的別で、解説します。快適にオーディブルを聴くためのポイントが分かります。

オーディブルに合うイヤホンの選び方

聞き流し、ながら読書を前提としたオーディブルでは、通常の音楽鑑賞とは異なる観点でイヤホンを選ぶ必要があります。

これらの特徴を備えたイヤホンなら、いつでもどこでも快適にオーディブルを楽しむことができます。利用シーンに応じて最適なモデルを選ぶことで、読書量を大幅に増やすことが可能です。

オーディブルに適した目的別のイヤホン

利用シーンとイヤホンの一覧表

利用シーン	値段の相場	おすすめのタイプ	おすすめな商品	重要な機能
電車・図書館	8,000円～20,000円	ノイズキャンセリング完全ワイヤレス	Anker Soundcore P40i A3955N21（8000円） WF-1000XM5（約2万円）	音漏れ防止・騒音カット・長時間装着
運動・スポーツ	6,000円～15,000円	耳掛け型・スポーツタイプ	Anker Soundcore V20i（約6000円）	防水IPX4以上・フィット感・軽量
家事・料理	3,000円～25,000円	骨伝導イヤホン	EQZ 骨伝導イヤホン（約3000円） Shokz OpenRun Pro 2（2.7万）	周囲音聞こえる・安全性・装着感

電車・図書館→音漏れなし+騒音カット

公共の場での利用では、周囲への配慮が最も重要になります。

音漏れを防ぎながら、外部の騒音もしっかりとカットできるノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが理想的です。

特に満員電車やカフェなどの雑音が多い環境では、しっかりとしたノイズキャンセリング機能がないとストレスを感じてしまうでしょう。

2025年現在では、SONYのWF-1000XM5が高い評価を得ています。このイヤホンは密閉性が高く、適度な音量でもクリアに人の声を聞き取ることができます。長時間の通勤でも耳が痛くならないよう、イヤーピースのサイズ選択も重要です。

安く抑えたい場合は、Anker Soundcore P40i A3955N21がおすすめです。

運動→耳掛け型+防水

ランニングやジムでの運動時には、汗に強い防水性能と激しい動きでも外れにくいフィット感が重要です。

耳掛け型のイヤホンは安定した装着感を提供し、運動中でもズレにくい設計になっています。

防水性能については、IPX4以上の等級があれば雨や汗での故障リスクを大幅に軽減できます。さらに運動中は周囲の安全にも配慮が必要なため、完全に音を遮断しないタイプが推奨されます。

外音取り込みで検索した所、耳を塞ぐタイプなのにも関わらず、外音取り込みと書かれている商品もあったため、注意が必要です。

そこで、Anker Soundcore V20iなら、耳を塞がない形をしていますので、運動中にもつけやすいです。

家事や料理→骨伝導イヤホン

家にいる時に、イヤホンが必要になる？と思うかもしれませんが、壁が薄い家では重要です。

ある程度の音が出ても問題ない場合は、普通にスマホで再生するあるいは、Amazonのスピーカーを使うのが良いでしょう。詳細はこの記事の下記で解説してます。

「オーディブルは、イヤホンとスピーカーはどっちが良い？」

家事や料理中にオーディブルを楽しむ場合、安全性が最優先になります。骨伝導イヤホンなら耳を塞がないため、インターフォンや家族の声など周囲の音をしっかりと聞き取ることができます。

骨伝導技術は頭蓋骨の振動を通じて音を伝えるため、耳への圧迫感がなく長時間の使用でも快適です。また、外音取り込み機能付きの通常のイヤホンと比べて、より自然に周囲の音を聞くことが可能です。

2025年現在では、ShokzのOpenRun Pro 2が音質重視の方におすすめで、価格を抑えたい方にはEQZの骨伝導イヤホンが人気となっています。

運転時→渋滞時にスピーカー

車の運転中にイヤホンを使用することは、多くの自治体が制限しているため警察官から警告を受ける可能性が高いです。

運転時に使いたい方は、普通にスマホのスピーカーで再生して、ドライブモードにするのがおすすめです。

個人的には、渋滞で止まっている時が、特に良いと考えています。

オーディブルに適したイヤホンの特徴の詳細

目的に合わせて使える

オーディブルに適したイヤホンの最大の特徴は、様々な利用シーンに対応できることです。

一つのイヤホンで全てのシーンをカバーするのは困難なため、2〜3個のイヤホンを使い分ける方法が理想的です。

目的別のイヤホンに合わせてイヤホンを選びたい方は、「オーディブルの目的別イヤホン」で解説してます。

料金が安い

オーディブルに適したイヤホンは、必ずしも高価である必要はありません。

ノイズキャンセリングイヤホンは、高価ですが、他のタイプのイヤホンの場合は3000円ほどで買うことができます。

重要なのは価格よりも、自分の利用スタイルに合った機能を持っているかどうかです。

生活防水機能付き

日常的にオーディブルを楽しむためには、ある程度の防水性能が必要です。

突然の雨や運動時の汗、キッチンでの水はねなど、日常生活では水に触れる機会が多いためです。

防水機能には、日本産業規格（JIS規格）で規定された等級があります。

防水機能があることで、天候を気にせずにオーディブルを楽しめるようになり、結果的により多くの読書時間を確保できます。

耳が痛くならない

オーディブルの特徴であるながら読書を実現するためには、長時間装着しても痛くならない快適性が不可欠です。

快適さがないと、イヤホンを外したくなり、オーディブルを使えなくなるからです。

理想的なのは30g未満の軽量モデルで、柔軟な素材を使用し、複数サイズのイヤーピースが付属しているものです。

充電後、長時間使える

外で一日を通してオーディブルを楽しむためには、十分なバッテリー性能が必要です。

通勤から帰宅まで、比較的長時間利用する場合は、連続再生時間が6時間以上あるモデルを選ぶと安心です。

毎日、充電するのが手間が減り、1度の充電で使えます。

オーディブルに適したヘッドホンについて

ヘッドホンの選び方の中でも、特にオーバーイヤー型かオンイヤー型かどちらなのかは、重要です。

オーバーイヤー型のSONYのWH-1000XM5が人気モデルとなっていて、約4万円と非常に高価ですが、音質・機能性・バッテリーの持ちのいずれも高いです。

安くしたい場合は、オンイヤー型のSONYのWH-CH520が6000円ほどになっています。

オーディブルをイヤホン/ヘッドホンと、スピーカーのどっちが良い？

オーディブルを楽しむ際に、イヤホン・ヘッドホンとスピーカーのどちらが良いかは、利用シーンや個人の好みによって大きく異なります。

アレクサが搭載されたAmazon Echoなら、オーディブルを手を使う手間なく、高品質な音質を楽しむことができます。「オーディブルとアレクサの連携方法は？」で解説してます。

まとめ：オーディブルに最適なイヤホン・ヘッドホンを活用しよう

複数のイヤホンを使い分けることで、オーディブルの利用頻度が格段に向上し、より多くの本との出会いが期待できます。

今回紹介したポイントを参考に、あなたにぴったりのイヤホン・ヘッドホンを見つけて、充実したオーディブルライフを楽しんでください。