こんな疑問を解消します。

- 再生速度を変える設定は、どこでできる?
- オーディブルの最適な再生速度は
- オーディブルで効率的に作品を聴きたい
下記は、オーディブルの再生速度を変える設定と、最適な再生速度の図です。

この記事では、再生が1.5〜2.0倍がおすすめな理由から、ジャンルごとの再生速度など、効率的に作品を聴くために必要情報を解説します。
オーディブルの再生速度を倍速にする手順は?
【スマホ】再生速度を変える手順
手順1:オーディブルアプリを開いて、ライブラリから聴きたい作品を選択します。


手順2:再生画面が表示されたら、画面左下にある「再生速度」ボタンをタップします。

手順3:再生速度設定画面が表示されます。下記の画像の場合、3.5倍速です。
+ーボタンとバーで0.05x単位で細かく変更できます。下部の規定値で(0.7,1.0,1.2,1.5,1.7,2.0)をタップすれば大まかに設定できます。

【pcサイト】再生速度を変える手順
手順1:Audible公式サイトにログインして、ライブラリから作品を選択します。


手順2:その再生プレーヤーの真中下にある「再生速度」をクリックすると0.5〜3.5倍まで変更出来るようになります。

手順3:つまみで微調整して、お好みの速度に設定します。

オーディブルの最適な再生速度【ジャンル別/シチュエーション】
基本的に1.5〜2.0倍速がおすすめ
基本的には、1.5倍速〜2.0倍速がおすすめです。
これら、2つの研究から、再生速度の理解度は、速さでは無く慣れているかどうかによって分かれると判断すると筋が通ります。
ただ、実際の所、雰囲気を大事にしたい作品は、等速で聴きたいものだったりもします。
なので、ここからは、ジャンルやシチュエーションにおける再生速度を解説します。
シチュエーションで調節
状況によって、±0.5倍速で調節します。
小説/ラノベ
こだわるポイントや作品のシーンによって、下記のように使い分けるのがおすすめです。
ビジネス書/自己啓発
頭に入る方法の身につき度合いで、1.0倍〜2.0倍速まで変更します。理解度を重視する場合は低速から始めて、慣れてきたら徐々に速度を上げていきます。
ミステリー
ミステリーに慣れているかどうかで、1.0〜2.0倍速で調整します。推理の過程や伏線を見逃さないよう、理解度を優先した速度設定が重要です。
英語での活用
基本的に1.0倍速から、再生するのがおすすめです。
理由は、発音の印象が変わってしまうからです。
もし、全く聞き取れない場合は、発音が身についていない、あるいは作品が難しすぎる可能性があります。
オーディブルの英語学習の方法は、「オーディブルの英語学習について」で解説してます。
睡眠前/睡眠音声
1.0倍または、0.7倍速がおすすめです。
理由は、リラックス効果を高めるため、ゆっくりとしたペースで聴くことで心地よい眠りに導かれるからです。
スリープタイマー機能と併用することで、自動的に再生が停止されるため安心です。
オーディブルの再生速度を上げても、頭に入る方法
まず、全体像を把握して、詳細を理解する
まず、全体像を把握することで、整理して理解することができ、段階的に内容が頭に入ってくるようになります。
【第1段階】聞く前の準備
なぜ小説では「場所」が重要なのか?
小説は結末を事前に知ることができないため、「誰が、どこで、何をしたか」という基本情報が理解の鍵となります。
特に聴覚だけでは場面転換や時系列の変化が分かりにくいため、「場所」を意識することで物語を地図上の出来事として整理でき、複雑な展開も追いやすくなります。
【第2段階】聞きながらの位置確認
【第3段階】詳細と全体の関係づけ
この方法で、整理して理解することができ、頭に入るようになります。
その他の頭に入る対策
下記は、オーディブルの頭に入らない原因と対策です。これは、そのまま、頭に入りやすくなる方法でもあります。

オーディブルが頭に入りやすくなる方法は、「オーディブルが頭に入らない時の原因と対策」で解説してます。
オーディブルの再生速度を倍速に変更するメリット/デメリット
メリット1:効率良く作品を聴ける
倍速再生を活用することで、時間を大幅に節約できます。
目安として、月に1冊聴きたい場合は、月に5〜10時間ほどかかることが多いです。
元が取れたと感じるかどうかに関わるため、再生速度も重要です。
再生速度 | 1冊読むのにかかる時間(10時間の作品) |
---|---|
1.0倍速 | 10時間 |
1.5倍速 | 約6時間40分 |
2.0倍速 | 5時間 |
2.5倍速 | 4時間 |
3.0倍速 | 約3時間20分 |
再生速度を上げることで、より多くの本を短時間で消化でき、忙しい日常の中でも効率的に読書することが可能です。
メリット2:思い出すスピードが上がる
復習する時に再生速度を上げると、思い出すスピードを上げることができます。その結果、記憶の定着につながったり、必要な場面で正確で迷いのない判断に繋がります。
再生速度を上げることで思い出すスピードが上がるのは、英語の受験勉強をした方の場合、経験があるかもしれません。
復習にかける時間を5時間→3時間と減らしていくことで、思い出すのに必要な時間が減ります。
その記憶に関する神経細胞の強化に繋がり、必要な場面で正確で迷いのない判断にも繋がります。もちろん、試験に役立つ方法です。
1回目に1.0倍で聴いて、2回目に1.5倍、3回目に2倍など。どんどん速度を速めていくと短時間で聴けて、さらに反復学習で知識がより深くインプットされます。
デメリット1:頭に入らない場合がある
記事前半で解説したように、慣れによって頭に入りやすさは、変わると考えられます。そのため、慣れていないと頭に入りづらいでしょう。
また、倍速再生をしていると、重要な部分を見逃してしまう可能性もあります。
そのため、倍速再生は時間の節約になりますが、内容をしっかり理解する妨げになることもあります。
特に、再生速度を2倍速よりも速い設定にしている場合、この傾向が顕著になります。
デメリット2:作品の雰囲気が変わる
もう一つのデメリットは、作品の雰囲気が変わることです。
例えば、小説などで感動的なシーンで、倍速再生だと、その作品が持っている雰囲気が壊れることもあります。
作品と合った間の長さや言い方など、声優や俳優さんの演技による魅力が倍速再生で薄れる場合もあります。
Q&A:オーディブルの再生速度/倍速についてその他疑問
同じ本を2回目聞く時は、どれくらいが良い?
ある程度内容が分かっていて、学習の復習などがしたい場合は、1.5倍速~3.0倍速が適しています。
2回目以降に聞く場合は、2倍速以上がおすすめです。また、2回目以降の再生は、エビングハウスの忘却曲線より非常に理解しやすく脳に定着します。
車の運転中に倍速再生は、頭に入る?
個人的には、渋滞の時のみに留めておくのが良いと考えています。
そう考える理由は、車の運転中の倍速再生については、安全面を最優先に考える必要があるからです。
渋滞時で無くても、ドライブモードを使うことで、比較的安全に使うことはできます。
まとめ:オーディブルと再生速度を倍速をする事で、効率アップ
オーディブルの再生速度機能を活用することで、読書効率を大幅に向上させることができます。
オーディブルの再生速度機能を上手に活用することで、あなたの学習効率と読書体験が劇的に向上します。
忙しい現代社会において、限られた時間で知識を吸収できたり、作品を楽しめるオーディブルで、さらに充実させられるでしょう。
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