オーディブルは、意味ない？使ってみた効果と自分に合っているか判断する方法

こんな疑問を解消します。

下記はオーディブルの効果と効果がないと言われる理由の一覧を表した図です。

上記の通り、対策もあります。この記事は、オーディブルが自分にとって効果があるかどうか判断する方法まで解説します。

オーディブルは、意味ない？使ってみた効果は？

効果1：ながら聞きで、読者量が増える

通勤/運動/家事など様々な時間に聴くことができるため、読書量が増えます。

時間	従来	オーディブル活用
通勤時間	スマホ見る時間	読書時間
家事時間	無音の作業時間	学習時間
運動時間	音楽を聞く時間	インプットや作品を楽しむ時間

オーディブルは、月額1,500円で、20万冊以上のビジネス書や小説等のさまざまなジャンルの本をプロのナレーターが朗読してくれます。

このサービスを利用すると、通勤や家事等の時間に聴くことができ、その分だけ知らなかった作品との出会いが増えます。

心を動かすような本との出会いは、時に生活を大きく変えることもあります。

効果2：耳での情報処理に慣れる

耳で理解しようとするため、自然となれます。

理由は2つあります。一つは、研究によると、脳には可塑性という経験や学習によって構造や機能などを変える能力があることです。子供の方が変化しやすいですが、大人にもあります。

もう一つは、耳で理解するノウハウは、そのまま普段の日常でも使えるからです。

オーディオブックを聴くと脳のリスニングスキルが高まります。また、「全体像を押さえてから、詳細を把握する」などの頭に入るテクニックも日常で使えます。

例：会話なども頭に入りやすくなる

日常の会話でも、オーディブルの効果は現れます。

オーディブルによって聴覚情報の処理能力が向上し、普段の会話でも相手の話を理解する力が高まるためです。

効果3：対策で、難しめの内容も頭に入る

以下のような難しい作品でも、適切な対策を行えば理解しやすくなります。

慣れが出てくれば、意識していなくても頭に入りやすくなります。また、全体像を把握していれば、今は全体の中でどこの話をしているのかわかります。

この理由は、全体像がわかることで、頭の中に地図ができるからです。地図があれば、迷わなくなるのは、明白ですよね。

詳細な方法は、「対策：まず、全体像を押さえてから、詳細を把握する聞き方を試す」で解説しています。

オーディブルが効果ないと言われる理由と対策

理由1：頭に入らないと効果が出ないから

オーディブルを聴いても内容が頭に入らなければ、読書としての効果は期待できません。

そのため、オーディブルを活かすためには、頭に入ることが必要です。

流し聴きでも、効果がある可能性がありますが、微々たるものでしょう。

下記では、対策を「聴き方」と「聴くタイミング」の2つで解説します。

対策：まず、全体像を押さえてから、詳細を把握する聞き方を試す

まず、全体像を把握することで、整理して理解することができ、段階的に内容が頭に入ってくるようになります。

【第1段階】聞く前の準備

なぜ小説では「場所」が重要なのか？

小説は結末を事前に知ることができないため、「誰が、どこで、何をしたか」という基本情報が理解の鍵となります。

特に聴覚だけでは場面転換や時系列の変化が分かりにくいため、「場所」を意識することで物語を地図上の出来事として整理でき、複雑な展開も追いやすくなります。

【第2段階】聞きながらの位置確認

【第3段階】詳細と全体の関係づけ

この方法で、整理して理解することができ、頭に入るようになります。

対策：オーディブルに適したタイミングで使う

もう一つの対策は、オーディブルに適した場面で聴くことです。

理由2：聞きたい作品がないと活用できないから

オーディブルは、聴き放題のサブスクです。そのため、作品を聴いた分だけ得する仕組みです。

聴きたい作品が無い状態で、登録すると、無料期間を活用できずに終わってしまい、効果が実感できない場合があるでしょう。

対策：聞きたい作品と時間があるか確認

聴きたい作品を選ぶときのポイントは、複数作品の中から、聴き放題作品を選ぶことです。

なぜなら、聞き放題では無い作品もありますし、聞きたい作品が「実際に聴いてみたら思っていたのと違った」場合もあるからです。

聞きたい作品だけでなく、時間があるかどうかも重要です。

目安として、月に1冊聞きたいとしたら、1日平均15分ほど必要です。

1日15分の時間を用意するなんて、簡単ではないと思うかもしれません。

ただ実際は、ながら聴きによって、通勤/運動/家事などの時間に自然に取り入れることができます。

これを踏まえて、聞きたい作品と聴く時間があるのか探してみましょう。

理由3：作品によって、当たり外れがある場合がある

作品選びで失敗すると、オーディブルの良さを実感できない場合があります。

上記の要因で頭に入らないことは、あります。

• 声優さんが合っていない場合は、話し方の癖などが気になり頭に入りづらいです。
• 書籍版ではある大事な図が載っていない場合は、理解しづらくなります。

対策：サンプルを聴く

サンプルを聞いてみると、その作品が合うかどうか、高い精度で分かります。

多くのオーディオブックサービスでは、購入前に数分間のサンプルを聞くことができます。この機能を活用することで、自分に合った作品を選べます。

注意点として、オーディブル自体が合うかどうかの判別には、適しません。なぜなら、オーディブルを初めて数分は頭に入らないのが普通だからです。

対策：レビューを見る

事前にレビューを確認することで、ナレーションの質を事前に把握できます。

注意点として、ネタバレには注意が必要です。

また、レビューには主観的な意見も含まれるため、複数のレビューを参考にして判断することが大切です。

理由4：紙やKindleに比べると、理解度が落ちることがある

普段、紙で読むことに慣れている方の場合は、理解度が落ちやすいです。

ただし、慣れてくれば、本を読んだ時に近い理解度になっていきます。

むしろ、声優さんの演技によって、印象に残ることもあります。

対策：Kindleと併用

視覚や文字での情報処理が得意な方は、Kindleと併用することで、本だけで読むよりも高い理解度が期待できます。

オーディブルが効果が出やすいか判別する方法

認知特性のテスト

認知特性で簡易的に、耳で情報を処理するのが得意かどうか分かります。

サンプルを聴く

サンプルを聞いてみると、「その作品が合うかどうか」が分かります。

既に他の作品で頭に入る方は、新しい作品を選ぶ際にサンプル機能を活用しましょう。声優の相性や内容の難易度を事前に確認には、適しています。

【初めての方はおすすめ】無料体験

無料体験に登録したことがない方が、確実にオーディブルに合っているか判別するには、無料体験してみるのがおすすめです。

開始数分は、頭に入りづらいためサンプルでは、本当にオーディブルが合っているか、判断しづらいためです。

この無料体験を利用することで、様々なジャンルの作品を試すことができ、体感で合っているのか分かります。また、ながら聴きに適した環境や時間帯も見つけることができるでしょう。

オーディブルの確実な無料体験の登録方法

手順1：オーディブル公式サイトのキャンペーンページにアクセス

手順2：無料体験の期間が表示されているのを確認した後、「プレミアムプランを無料で試す」をタップする。

手順③：Amazonアカウントでサインイン

Amazonアカウント情報を入力します。アカウントがなければ新規作成します。

手順④：支払い情報の入力

クレジットカードまたはデビットカードの情報を入力します。無料期間中に解約すれば料金はかかりません。

手順⑤：「プレミアムプランを無料で試す」をタップして登録を完了します。（キャンペーン時、対象者の方はキャンペーンが反映されています。）

最新情報：オーディブルの無料体験の登録方法と聞き放題作品

Q&A：オーディブルの効果などについて、その他疑問

オーディブルのデメリットは？退会した人の理由が知りたい

下記は、オーディブルを解約した理由のアンケートです。

オーディブルのデメリットの詳細は、「オーディブルのデメリットは？退会者の声から分かる

おすすめの再生速度は？

オーディブルの再生速度は、ジャンルと慣れ具合によって調整するのがおすすめです。

オーディブルのキャンペーンは？

下記が、1つの新規向けキャンペーンと2つの（元）会員向けキャンペーンです。

オーディブルのキャンペーンの詳細は、「オーディブルのキャンペーンについて」で解説してます。

慣れるまでどれくらい聞いたら良い？

「1時間前後」が目安になります。

最初は緊張や慣れてなさで、頭に入らないものですが、気づいたら内容が入ってくることが多いです。

ただし、オーディブルに慣れるまでの時間は個人差があります。

対策をしても、頭に入らない場合は、文字や視覚などでの情報の処理が得意な方かもしれません。

認知特性のテストで確認しておくのも良いでしょう。

データ通信量は？

10時間の作品1つあたり100MBほどです。通信量が気になる場合は、通信量を消費しない設定にすることもできます。

Wi-Fi接続時のみダウンロードする設定にすれば、モバイルデータ通信量を気にせずに外出先でもオーディオブックを楽しむことができます。

まとめ：オーディブルの効果がある理由は、ながら聞きにあり！

オーディブルの最大の効果は、通勤時間や家事の時間など、これまで読書に使えなかった時間を有効活用できる「ながら聞き」にあります。忙しい現代人でも、耳さえ空いていれば読書ができるため、自然と読書量が増加し、知識やスキルの向上につながります。