プライムリーディング（Prime Reading）とは？読める本・使い方に合う方/合わない方

プライムリーディング（Prime Reading）とは、Amazonの読み放題サービスです。

つまり、雑誌の過去の刊を気軽に読みたい場面では特に使いやすく、「最新でなくてもOKな時」に便利です。

この記事では、

• プライムリーディング（Prime Reading）とは?
• アプリの使い方は?
• 合うか/合わないか判断するポイント

など解説していきます。

Amazonのプライムリーディング（Prime Reading）について。読める本と使い方

プライムリーディング（Prime Reading）とは?

プライムリーディング（Prime Reading）とは、Amazonプライム会員特典の一つです。つまり、Prime Readingには、動画・配送・音楽などの他の特典も一緒に付いてくると言えます。

例えば、Prime Readingは、通勤中や家にいる時などのちょっとした時間に軽く読むのに適してます。

アプリの使い方は?検索や読む流れ

Prime Readingを利用するには、Kindleアプリのインストールが必要です。

ここでは 「アプリのインストール → 本を探す → 読む → 返却する」 の流れをまとめます。

プライムリーディング（Prime Reading）が合うか/合わないか判断する2つのポイント

プライムリーディング（Prime Reading）が合うか/合わないか判断するポイントは、下記の2つです。

読みたい本が対象に含まれていれば、料金分の価値を実感しやすいです。

ただし、読書量が多い人は、対象が限られたPrime Readingだけでは満足しづらいため、Unlimitedも一緒に検討するほうが合理的です。

これらを順番に見ていきます。

読みたい本があるかどうか：おすすめの作品

最初の判断基準は、「あなたが読みたいジャンル・作品がPrime Readingの対象に入っているか？」 です。

• あなたがすでに会員で、読みたい作品がすでに対象になっているなら、追加料金なしでそのまま読めます。
• 逆に、読みたい本がなければ、サービスが良くても使いどころがありません。

Prime Readingでは、およそ1,000冊が読み放題で、対象は定期的に入れ替わっています。

ジャンルは小説・ビジネス書・コミック・雑誌と幅広く、「軽く読む」「すき間時間で楽しむ」には十分なラインナップです。

ここからは、おすすめ作品の紹介します。

特に雑誌は強く、「最新号でなくても情報として満足できるなら、Prime Readingだけで十分」と感じる人も多いです。

その他の作品は、「Prime Reading公式サイト」で見ることができます。

Kindle Unlimitedとプライムリーディング（Prime Reading）の比較

次の比較の判断基準は、「月にどれくらい読むか」 です。

両サービスの主な違いは下記の表とおりです。

• Prime Readingは、料金の安く、代わりに作品数は少ないです。
• 一方、Kindle Unlimitedは、料金は上がる分、作品数は豊富です。（ただし、全巻読める漫画作品は少なめです。）

比較項目	プライムリーディング	Kindle Unlimited
読み放題の冊数	約1,000〜1,200冊	500万冊以上
料金	プライム会員（月額600円）に含まれる	月額980円
同時に保持できる冊数	10冊まで	20冊まで
ジャンルの幅と深さ	ライトな作品、雑誌、名作の一部	新刊、専門書、技術書、漫画（有名作品で常に全巻読めるものは無し）、多数の雑誌

これは、いわば

• "定食（必要な分だけあればOK）"＝Prime Reading
• "ビュッフェ（好きなだけ選びたい）"＝Kindle Unlimited

どちらが合うかという違いです。

ここから導かれる判断は次のとおりです。

プライムリーディング（Prime Reading）とKindle Unlimitedの正しい登録方法

まず知っておきたいのは、Kindleアプリでは登録できないという点です。

実際に、非プライム会員の状態で、Kindleアプリを開くと、下記のようにPrime Readingの登録画面は、表示されません。（Kindle Unlimitedのボタンは反応しませんでした。）

引用：Kindle（アプリ）

つまり、公式サイトから、登録する必要があります。ここから、公式サイトで実際に無料体験が受けられるのか見ていきます。

プライム会員は本当に無料で始められる?解約も確実にできる?

プライム会員は、初回30日間の無料体験つきで、期間内に解約すれば料金は一切かかりません。

学生の場合は、プライムスチューデントで6カ月間無料です。

無料体験中でも、下記の特典を使えます。

「うっかり更新されて料金が発生しない?」

という部分ですが、次の2点を覚えておけば安心です。

1. 無料期間の残り日数は公式サイトで常に確認できる
   • →アカウントサービス →「プライム会員情報の管理」から表示されます。
2. 解約は数タップで可能で、解約しても次回更新日までは特典を利用できる
   • →アカウントサービス →「プライム会員情報の管理」で、同じ場所で解約手続きできます。

引用：Amazon公式サイト

下記は、これまで見てきた登録前に確認したいポイント3つです。

プライム会員の登録からアプリのインストールまで

• Kindleアプリからは登録できず、
• ブラウザ（Safari/Chromeなど）からのみ行えます。
• また、ログイン済み・支払い方法が登録済みの場合は、手順2の画面がスキップされ、そのまま登録完了まで進むことがあります。

ここまで、公式サイトからの登録を理解したら、もし途中で操作ミスをしても大丈夫です。

なぜなら、「登録前に確認するポイント」に戻れたり、もし迷ったとしても下記の手順を見て修正できるからです。

プライムリーディングを使うには Kindleアプリのインストールが必要です。

• iPhone/iPad：App Store
• Android：Google Play

で「Kindle」と検索してインストールし、Amazonアカウントでログインするとすぐに本を読み始められます。

Kindle Unlimitedの無料体験は本当に無料?今表示されるキャンペーンとは?

現在、3カ月99円キャンペーンが開催中です。2025/12/1までです。(最終確認日11月28日)

※キャンペーンは予告なく終了する場合があり、キャンペーンは過去の利用などで表示が変わる場合があります。

登録してすぐに課金されることはなく、無料期間中に解約すれば料金は発生しません。

ただし、現在は、ページを開いた人に応じて複数のキャンペーンが自動で表示されます。

代表的なものは次のとおりです。

• 30日間の無料体験
• 3カ月99円キャンペーン(現在開催中)
• 2カ月299円キャンペーン
• キャンペーンが表示されない場合もある

Amazonがユーザーの利用履歴に応じて表示を切り替えているため、人によって表示されるキャンペーンが異なります。(キャンペーン期間中でも 「30日間無料」だけが表示される場合もあります。)

どのキャンペーンが表示されるのか、確認したい方は、「公式サイト→ログイン→公式サイトに表示されるキャンペーンを確認」で確認できます。

また、Kindle Unlimitedは登録直後から、無料期間の確認と解約がいつでも、下記の手順でできます。

無料期間の確認と解約の手順：アカウントサービス → 「メンバーシップおよび購読」→「Kindle Unlimitedの設定」

引用：Amazon公式サイト

Kindle Unlimitedの正しい登録方法

Kindle Unlimitedの登録手順と、これまで見てきたポイントをまとめると、下記のようになります。

Kindle UnlimitedもKindleアプリからは登録できず、ブラウザ(Safari/Chromeなど)から登録する必要があります。

ここまで理解し、登録したいプランをしっかり選択したら、公式サイトから登録すればもう大丈夫です。

もしミスをしたり迷っても、下記の手順を確認したら、修正できます。また、「Kindle Unlimitedの無料体験期間とポイント」に戻ることもできます。

プライムリーディング（Prime Reading）が万が一読めない時の対策

Prime Readingが急に読めない・本が開けない場合は、原因がほぼ決まっています。

難しい操作は必要なく、次のチェックを順番に行うだけでほとんど解決します。

ここでは "もっとも多い原因だけ" に絞って、最短の対処法をまとめています。

読めない原因

返却できない時の原因と対処

Prime Readingは10冊まで保持のため、返却できないと新しい本が読めません。

ただし、返却操作は非常にシンプルで、次のどちらかで解決します。

まとめ:プライムリーディング（Prime Reading）は、Kindleアプリで雑誌を気軽に読める

Prime Readingは、Amazonプライム会員なら追加料金なしで約1,000冊が読める読み放題サービスです。

小説・ビジネス書・コミック・雑誌など幅広くそろい、特に「雑誌のバックナンバーを気軽に読む」のが得意です。

同時保持は10冊までですが、読み終わった本を返却すれば次々読めるため、実質的には大きな制限なく使えます。

• 月に数冊読む
• 雑誌をよく読む
• プライムビデオや音楽など、他の特典も使いたい

という人には最も相性がよく、生活の中で自然に活用できるサービスです。

月に10冊以上読む場合は、Kindle Unlimited を併用すると満足度が高くなります。

気軽に読書を楽しみつつ、必要に応じて使い分けるのが最も効率的です。